2018年5月30日
三原市長 天満祥典様
三原市議会議長 仁ノ岡範之様
三原広域市町村圏事務組合 管理者 天満祥典様
命と未来を考える会みはら
住みよい環境を求める三原市民の会
市民による「消えたアルミ缶問題」報告会パート②
不燃物処理工場建て替え問題って、なぁに?
アンケート結果のお知らせ および質問へのご回答のお願い
平成29年7月28日(金)「市民による『消えたアルミ缶問題』報告会の開催に続き、5月18日(金)19時より三原市中央公民館中講堂にて「市民による『消えたアルミ缶問題』報告会パート②不燃物処理工場建て替え問題って、なぁに?」を、命と未来を考える会みはら、及び、住みよい環境を求める三原市民の会共催で開催致しました。約100名の市民が参加、市議会議員の方々による経過説明と、三原市役所環境管理課による「三原市のゴミの現状」の出前講座をしていただき、中国新聞にも取材をいただきました。
当日、参加者の半数の方がアンケート用紙に書いてくださった「市役所への意見」を、集約させていただきましたので、お届け致します。
ご一読の上、質問には6月25日までにご回答をいただけましたら幸いです。
今後とも引き続き、「アルミ缶問題」の真相究明にご尽力いただき、不燃物処理工場についても、情報公開と市民との合意形成に努めていただけますよう重ねてお願い申し上げます。
※添付資料
2018.5.18 市民による消えたアルミ缶問題報告会②アンケート結果 8枚
中国新聞 5月20日掲載記事
「命と未来を考える会みはら」
坂本 圭子
「住みよい環境を求める三原市民の会」
岡田 和樹
2018.5.18 市民による 消えたアルミ缶問題報告会パート②
不燃物処理工場建て替え問題って、なぁに? アンケート結果
【92人参加 回収56枚】
【第1部 アルミ缶問題】に対するご意見をお書きください。
A《引き続き市民へ経過を説明してほしい》
・警察が具体的にどのような捜索をしているのか途中経過でもいいので市民に知らせてほしい。普通に考えて出荷、仕入れ、販売、在庫のシンプルな関係なのに1年も時間がかかっているのが不思議。実際に動いておられるのか自体疑ってしまいそうです。
・アルミ缶問題、しっかり解決して又中間報告してください。
・新聞にも掲載された様に説明不足で、又情報の公開もしっかりし、真相を突き止めてほしい。
・いつまでも問題を出す前に、しっかりした事実関係を市民に伝える事。
B《早期解決を望む》
・消えた387万円に憤りを感じます。未だに進展がないという事にびっくりしました。
・1年もたって、捜査など全く進んでいないことにおどろきました。
・なぜ、いつまでも判明しないのか、真剣に調査しようという姿勢がみえない。
・1日も早くアルミ缶問題をきちんと解決してほしいです。
・解明に時間がかかりすぎ。
・早く犯人をみつけて欲しい。
・早く犯罪として明らかにしてほしい。
・事実を早くしてください。
・警察でしっかり調査結果を出してほしい。
・原因究明を引き続きしっかりやってほしい。
なぜ時間がかかり、未だに不明なのか理解しがたい。
・真相が知りたいです。
・誰が?何のために?をはっきり知りたい。
・何がどうなれば原因究明できる?言った、言わないの世界?
・世の中うやむやになる案件が多い。ハッキリさせるべき。
これだけ多くの市民が出席されていることからしても、多くの市民の要求である。
・うやむやにしないできっちり、納得できる様にしてください。
・警察、行政は解決するつもりが無いんだろうなぁと思いました(思っています)
・不明な点は解決すべきだと思います。
・警察へ相談という型から、捜査へ切り替わったが動きは見えないのか。
市の姿勢なのかわからなくされている。
・Policeの段階であるが続いて見守っていこう
・市長も議会も最初から解明する姿勢が無かった。これが市民の実感である。
三原市に行政不信が大きくなっている。
C《責任を問う》
・市長は、選挙公約で「説明責任を果たす」と言われた。全くそうされていない。
・責任者は、誰で責任は、とらないのか?市も議員も無責任だ!
・天満商事が不正をしていることは、明白なのに何故真相解明できないのか不思議でならない。市長の親族会社が不正を行なっているので、市長にも責任をとっていただきたい。
・市長の家族が関わっているらしく、市長自身の人間性、志が低いことが一番問題だという気がする。
D《その他》
・新聞等で知った事柄ですが、もし、業者が得をしているなら重大な問題。
市側が(十分な)調査できないことが問題を大きくしている。
・有価ゴミの管理がずさん。市民の財産をしっかり管理して欲しい。
市役所への質問
・市として、広島検察に告発はしないのですか。
・市長は「第三者委員会を立ち上げ真相究明する」と公約して当選したのに、なぜ第三者委員
会を立ち上げなかったのですか。
・市議会議員の親族企業が市の受託業者になることを制限する条例はあると聞きましたが、市長に関してはそれを制限する条例がないのは、なぜですか。以前、市議会でも提案があったと記憶していますが、その後どのようになったのでしょうか。
【第2部 不燃物処理工場建て替え問題】に対するご意見をお書きください。
A《事後説明ではなく、事前の情報公開、十分な合意形成を行なってください》
・不燃物処理場移転ありき。市民軽視・収集委託業者とも協議中、順序が逆ではないか?
・合意形成が最も難しいと思う。だが、いつも、避けているように思える。
・知りませんでした。もう少し市民に説明する義務があるのでは。
・市の説明が、なかなか理解できない。
市民にどうして建て替えが必要か、わかりやい説明がほしい
・更新を急ぐ必要はない。市民の意見を聞くべきです。
・市役所の言い分はたくさん聞いたが、業者や現場で働く人はどう思っているのか聞きたい。
・市民への説明責任が果たされていないので、もっと時間をかけて、ていねいに説明されて、市民の合意(納得)を得てからではないでしょうか?早急すぎると思います。
・問題が起きてから現在までの状況を、市民にわかる様に広報やホームページに記載して欲し い(随時経過報告を!)
・組合と市の施設との関連性がよくわかりません。市が費用を出すようになるとか。
B《財政のことを考えて欲しい》
・三原市の現在の財政状況で総額30億円の新規事業は無責任である。「老朽化」と言うが資料の中の実績の数字では処理能力は低下していない。何を解決しようとしているのか、説明を聞くと、ますます不明確になった。多くの人が理解できない原因はここにある。市の職員も説明が苦しそうだった。
・お金もないので建て替えは、やめて欲しい。
・未来の子ども達が安心して暮らしていける三原市になるよう、優先順位を考えて投資をして いくべきだと思います。
・なんでも新しく建てれば、バラ色の解決・・・三原市はいつも、そうだ。
不燃物やゴミの問題は、施設更新だけでは解決できない。
・30億の意味がわからない。根拠は?
30億の内、国から21億と言うが、借金になりますよね?
・財政も考えて、無駄のない税金の使い方をしてほしい。
30億もかけて今、建て替えなくても良いのでは。
・再資源化率が12%の三原市で工場を造っても、あまり経済的効果は期待できないのではないかという思いが第一に浮かびます。30億の値打ちがあるのですか?
・施設の老朽化、不便さも解りますが、お金(税金)で建て替える事なので、もう一度しっかり考慮してください。(どうしても必要な費用(予算)なのか)
・修理して使えば税金のムダ使いにならないと思います。
建て替えは絶対に必要ないと思います。
・市民サービス第一と言いながら、分別をこれ以上細分化し高齢者へ負担をかけるよりも、必要以上の「ハコモノ」を建てず、今のままで強化・リフォーム等を考えた方がよほど喜ばれる。もっと方法はないものか?
C《議論不足=拙速すぎる》
・他の箱物(市庁舎や駅前)を作る時は何年もかけて検討したのに、今回の処理工場は、なぜこのように拙速に進めたいのか。自分の家を建てるときには、じっくり検討をするはず。一度建てたら数十年使う物なので、合併特例債が使える5年の間じっくり検討してほしい。
・50年後、100年後を見据えた不燃物処理工場の計画をしてほしいです。
・良くは理解できない。場当たり的な思いつきで進めているように思える。総合的に考えて計画、検討、総意を図り、具体化が必要では。
・30億円という大規模施設が、事業計画がない中での急遽建て替えはおかしい
・箱物行政を立ち止まろう。
必要であっても、時期をずらすなど検討がされるべき。
・拙速に進めすぎの感がある。十分な情報の周知と議論を。
・全く議論不足。アルミ缶問題を解決してからだ!捜査段階であるのに建てるということは、 証拠隠滅、捜査に支障をきたすのではないか?
・アルミ缶問題も解決していないのに、新しい不燃物処理工場を建てるのは納得できない。
・アルミ缶問題の解決に、どうして建て替え問題がリンクするのか理解不能。
・建て替えの考え方は理解できるが、政策提案の課程が不自然である。
・新しい施設建設は、急がずにやってほしい。
・必要であるが、あまりに唐突。現場の要求がない中、提案が不自然。
・いつかは建て替えが必要です。今でなければいけないのですか?
D《工場新設より前に啓発を優先すべき》
・事業系ごみの排出量が県下でなぜ最高なのか原因を究明して対策を講じるべきだ。
建て替えは急ぐべきではないと思う。
・古くなっており、導線もグチャグチャで手を入れることは必要!
しかし、施設を改修、新築する前に分別収集を確立した上でないと金(税金)をかけるのはム ダが多い。
・市民の意見をちゃんと聞いているんですか?
未だに分別もちゃんと出来ていないのに、新しく建てたところで何も変わらない気がする…
・個人的には分別をもっと細かくしても良いと思っています。
そうしたらゴミを出したくなくなる。(ゴミをへらす工夫をするようになる)
未来の子ども達のことを考えてほしいです。(今の計画は『今』しか見てないと感じる)
・建て替えでゴミ問題が解決するとは思えない。
大変な予算を使って、型だけ整えて何かやったかの様にするのは納得しかねる。
・建て替えの前に、市民全員の分別意識を上げていく必要があると思います
・アルミ缶もゴミの中から出た物で、これから大人になってゴミを出す立場になる小・中・高校生に学校と連携を取り(3R)ゴミの減少につながれば経費の削減になるのでは?
・ゴミの適正処理の実現には、ごみの処理施設の能力よりもゴミを出す時の分別の方が大きな要素である。環境管理課の皆さんは、その事に気づいている様子だった。なぜ、市民への説明がないまま、いろんな事が決定されていくのか?順序が反対である。市の職員が気の毒だと思う。
E《賛成意見》
・早急に建設する事
・市民の不燃物の物件問題だけ早く実行建て替えること。
F《感想》
・知らないことがたくさんあると思いました。市民がもっと関心をもつべきです。
有意義でした。
・主催者側に事実に基づいた分析が不足、反対の方の根拠が希薄、感情論?
市役所への質問
《質問①不燃物処理工場を新設する利点について》
・建て替えた場合、建てなかった場合の費用比較が知りたい。
・新設前と新設後のランニングコストは、どうなりますか?
・清掃工場の延命化は続けているが、不燃物処理工場の延命化は実行しているの?
・合併特例債は5年延期になり、市民も含めた議論をつくす(事後説明ではなく合意形成)
期間はあります。それが待てないほどの緊急性がどこにあるのですか?
・三原市と同規模で既存の不燃物処理工場を、何件検討して出された案なのでしょうか。
《質問②不燃物処理工場建設上の課題について》
・(県道)進入路が一本で渋滞が生じないか?現在でも年末などは渋滞しております。
さらに資源、不燃の車が入ると・・・!?
・敷地面積が1/4以下になって大丈夫?
・処理能力は減少するのに大丈夫?
・清掃工場と同じ場所に建設予定ということですが、清掃工場自体延命処理工事をしながら使用している状況の中(埋め立て地もそろそろ限界という話の中)同じ場所に建ててもすぐに埋め立てができなくなって、また別の場所を検討しなければならなくなりそうですが…
10年20年後の事も考えないと、付け焼き刃的な計画では課題の先送りにしかならないように思われます。
・確かに今の不燃物処理工場はだめだと思いますが、可燃処理工場の隣の狭い所に作るのはどうかと思います。もっと広い所に作る事は考えられないのか、今でさえ道が狭いのにもう少しなんとかすべてを考え直してほしいです。
・作業動線の非効率を具体的に教えて下さい。現在案として出されている収集方法をしても、それは解決できませんか?
また搬入の際の動線が交差し危険が伴うとありますが、事故件数・内容を教えてください。
《質問③工場新設以外の解決方法について》
・まずは、ゴミを収集する方法を今から変えるだけでよいのでは?
・収集の日を増やす事で現在の処理工場を使用すること改善することはできないのか?
・ごみの出し方の問題を市と市民がていねいにすれば、早急に立て替えなくていいのではないか?
・ゴミの分別については個人の責任とモラルの問題なので、町内会単位での啓発や地道な市民の取り組みを積み上げる必要もあると思う。他市では、もっともっと細かい分別ができている地域もあるので、その道筋を参考にできるのでは。
行政として、各地域で説明や一緒に考え取り組み組織を新たに作ってみてはどうか。
・個人で出すゴミは、きれいに分別しています。事業所がグシャグシャで出ていると話されていましたが行政がちゃんと指導してペナルティーなどを課するべきではないですか。国も地方も借金ばかり、役人や議員は将来の子ども達の事にも責任を持って自覚ある政治をしてほしい。
・分別のいいかげんさは、市民の問題だけではなく、分別の指示の仕方にもあるのでは?
例えば、ビンなら色も透明も一緒で本当に資源になっているのか疑問です。
今のままで新しい工場にしても、問題は解決しないのではないでしょうか?
市役所に対するご意見をお書きください。
A《予算(資金計画)について、しっかり審議してください》
・市庁舎、駅前、本郷工業団地など大型投資が立て続けにあり、借金がどんどん増えていくばかりです。全体の優先順位を考えて、出費計画をきちんと立てて、市民の税金を使ってほしい。このつけを払わなければいけないのは、子や孫の世代です。建てるにしても、数十年使う物なので、あとから後悔のないようにしっかり検討してください。今の世の中、技術革新のスピードも速いので、急いで建て替える必要はなく、時代のニーズに合うべきものを、じっくり検討するべきと思います。
・駅前図書館や、とにかくハコ物で市の財政を使うことが多い。目に見えない、大きくない物に財政を使う智恵を発揮して、住みやすい三原市にしていきたい。観光都市を目指すことは不要。
・もっと税の使い方を考えてもらいたい。
・不燃物処理工場に限らず建設ばかりで、本当の市民生活の充実はもっと他ではないのか。高齢化、税金、水道、医療、教育、もっと使い道は、あるはず。職員の素直な答えを聞いてみたい「奥様や家族の人にやろうとしている分別法問うてみたらどう返答されたか、、、」出すのが大変、ステーションに入りきるの?出来るの?が本音ではないか!!
B《事後説明でなく、事前の情報公開、十分な合意形成を行なってください》
・労働条件整備、資源化率向上は重要である。しかし、提案に不自然さを感じる。
他に優先すべきことが多くある。アルミ缶事件の始末を待つべきである
・建て替えありきで決まる前に、現状で問題がある事や、収集方法や分別方法を変える事など、全く市民に説明がないままで話が決められる事に大変疑問を感じます。
不燃物処理工場に限らず「各施設でこういう課題がありますがどうしたらいいですか?」など市民の声を聞くシステムをつくってもらいたい。アンケートをとるなり、広報に載せるなど、決まる前に知らせてほしい。今のままではすべてにおいて事後報告みたいになっていると思います
・市の施策を決定実施には、もっと市民に知らせ意見をしっかりと聞くべきである。税金を勝手に使うな!特に施設づくりありきですすめるやり方は、見直すべき。
C《三原市長へ》
・市長は何がしたいのか、市民に分かりやすく説明していく場所が欲しいですね。
市長の考えが見えません。
・周りの議員も含めてもっとチェック体制を強める必要があるのでは?
・天満市長がアルミ缶問題を処理工場建て替えの理由にしていることが許せない!
D《三原市役所へ》
資料を工夫してほしい
・アルミ缶問題での市役所の回答は、あやふやでよくわからない。(資料がわかりにくい)
・議会向けの資料も大切ですが、分かりやすい市民向けの資料の提示を。
・忙しいとは思いますが、会の意図に合った市民にわかりやすい資料やお話しを(もっと)工夫してほしい。
分別方法について
・ゴミの適正処理の実現には、ゴミの処理施設の能力よりも、ゴミを出す時の分別の方が大きな要素である。環境管理課の皆さんはその事に気づいている様子だった。
なぜ市民への説明がないままに、いろんな事が決定されていくのか?順序が反対である。市の職員が気の毒だと思う。
・分別(不燃物)の仕方をもっと多く、リサイクル率が高まる方法を実現してほしい。
・高齢化に対応する対策(分別が難しい)も検討してください。
・ゴミの収集については、分かりやすい出し方を希望します。
収集日については、市の方で考えて決めてもらっていいと思います。
・市民はすでに選別してゴミを出しているので収集トラックの方法を変えてほしい。不燃物処理工場の手作業を減らしてほしい。